生まれたい音の無数にたゆたえる夜明けの海の支配者となる

梨子誕です。

MOMENT RINGほろほろ微分して輝き流る瞬間を抱き

大切なものを包めと命じつつ9人9色の羽衣を織る

『幾百億秒の呼吸』より。ことり誕。

二進数的に言わせてもらうなら0から1の次は10

僕ラブ17で頒布したペーパーに載せた一首。だからなんやねんという話で言葉遊びの域を出ないのですが、「10」論争をちょっと違う視点からとらえてみたいというアイディアです。 やっぱり「0から1へ」というのは「無から有へ」ということだったと思うんですよ…

2年越しの君も空からやってくる重い思いを振りかざすため

やわらかに詩を受けとりて孕む海あなたのことが大好きだよと

「無印」と名指す躊躇い唯一の熱狂だったその物語

高き場所見初めはじめた海辺より幾千の歌届くと誓う

千歌誕です。

9つの未熟がそっと交わった太平洋の片隅のこと

吾輩は普通怪獣ちかちーだ輝きたいって思ったりする

悪しき者の眷属としてこの世界の半分くらいをAqoursにあげる

善子誕です。

じゃあ僕は地上に生きる次の夢もやっぱりこの場所からはじめたい

HAPPY PARTY TRAINが出たときに作っていたものですが、Landing action Yeah!!でなんとなくつながったような気がして。 そのほかHAPPY PARTY TRAINが出たときに作っていたもの。 幾ばくの感傷乗せて僕たちは次の夢へと向かう ここから ぬばたまのHAPPY PARTY …

はじまりの和音の重みおぼえてる西日にぬるむ白黒の肌

僕ラブ16にて短歌集頒布いたします

5/28(日)の僕ラブ16にて、ラブライブ!短歌集『幾百億秒の呼吸』を頒布いたします。当ブログに上げているものを含む全108首、B6版72ページです。スペースは【E37】Airport Nonetとなります。 よろしければtwitterの方もご覧ください。 twitter.com

オレンジの光は光呼びあって雪舞う歌の約束作る

「よくもまあ面倒な女ばっかりが集まったわね」「お前が言うな」

挽歌ではない歌たちをききながら君が最後に振った手のひら

BiBiBiBiBi青空に歌えばBiBiBiBiBi舞い降りてくるあくの帝国

矢澤にこ白き膚(はだえ)のその奥を過剰な夢が赤々流る

あの場所に東京ドーム何個分の夢があったのだろうと思う

Finalは終わりじゃないってロジックをお祖母ちゃんにも伝えたい春

屋上に記憶は巡り僕たちが遂げた幾百億秒の呼吸

2期13話を観て。

たまきはる光彩陸離の官能よさあ今ここの奇跡を歌え

KiRa-KiRA Sensation!

冬の日の星空凛と冴えかえり身軽な君を吸い込んでいく

まきぱなあたりの視点を想定して読むとちょっとエモいかも。 フルネームを違和感なく丸ごとぶち込めるのは何といっても彼女の強さ。

「あんたとはいつかこうなる宿命とわかっていたわ高坂穂乃果」

「駅前の話題のお店で買ったのよきっと希が好きだと思って」

これはプリミティブなのぞえりの短歌。

水温む季節は君をうみだして大河は未だ海へ至らず

園田海未さんお誕生日おめでとう短歌。 もうちょっとがんばりたかったけど時間切れということで。 ”クール属性”の彼女が誰よりも春の予感のうちに生まれたのだということが、とても愛おしい。

指先はサクラピンクの拍動に包まれて震え震え震え

Aqours 1st Live 2日目のあの出来事を何とかとらえたいと思っている。 惜しいところまできてる感触はあって、もう少し推敲したい。

はじまりの産毛の小鳥発つ空は虚構のように澄みわたりたり

音ノ木の桜散華と降り注げその者たちの面影の上

散華という言葉はちょっと挑戦的かもだけど、語感が気に入っている。 全体として情景がきれいに浮かぶ感じにできたかなとは思う。 音ノ木の桜のモチーフで、もういくつかつくりたい。